代表者
- 伊藤 豪一
- ULA Consulting 合同会社 代表社員
はじめまして、ULA Consulting 代表の伊藤でございます。
世の中で、デジタルトランスフォーメーション(DX)がもてはやされる中、DXそのものが目的となってしまい、本来のDXの目的を見失ってしまっているケースが多く見られます。新しい技術は魅力的で、魔法の杖、金の弾丸だと錯覚してしまう気持ちはよくわかりますが、技術はあくまでも目的を達成するための道具にすぎません。また、新しい技術を導入するだけでは、その目的も達成できません。本来の目的を達成するためには、導入した技術をどのように使うのか、そもそもデジタルを前提とした、制度や組織形態、業務プロセスとなっているのか、データ整備ができているのか、人材はそろっているのか、などデジタル技術を活用可能な下地ができているか、といった観点の改革を含め、DXを実践していく必要があります。
弊社では、DXは組織課題の解決であるとという認識のもと、公共機関を中心に組織のデジタルトランスフォーメーションをご支援するとともに、組織の意識改革をリードできる人材の育成をお手伝いしております。これら、組織の一つ一つのDXを実現しながら、より広い視野で社会課題をとらえ、デジタルの恩恵がひろく社会にいきわたらせ、便利なだけでなく、だれもが価値を創造できるような社会を目指し、デジタル技術を土台とした新しい考え方や、制度・仕組みの社会実装をお手伝いしてまいります。
現職
- 総務省 デジタル総括アドバイザー
- デジタル庁(デジタル手続推進・府省デジタル改革・地方自治体標準化等)
- 沖縄振興開発金融公庫 DXアドバイザー
- 一般社団 CIOシェアリング協議会所属
専門領域
- ビジネス戦略・情報化戦略策定・IT組織マネジメント・ビジネスアーキテクト
- ビジネスアナリシスを踏まえた業務改革・改善
- ITガバナンス、IT調達マネジメント、システム監査
経歴
銀行系シンクタンク(1994-2014)、大手コンサルファーム(2014-2018)を経て、現在は独立。
総務省技術者顧問(2018-2019)、政府CIO補佐官として復興庁(2012-2015)、厚生労働省(2014-2019)、内閣官房(2016-2021)、総務省(2020-2021)に勤務。デジタル庁発足に伴い、総務省デジタル総括アドバイザー、デジタル庁民間専門人材として勤務。
中央府省、自治体、公共企業等の情報システム調達や評価等情報システムに直接係る業務に加え、情報化計画等の戦略策定、業務改革、組織改善等のコンサルティング業務、ビジネス分析を基にした業務改革(BPR)、ITガバナンス、行政評価など広く公共領域の業務改革に係るコンサルティング業務に従事。
デジタルガバメント実行計画の策定に参画し、デジタルファーストの実現に向けた行政手続きの改革推進に奮闘中。また、2021年より長野市のアドバイザーとしてスマートシティ、地方活性化に取り組む。
保有資格
- PMP(ProjectManagementProfessional)
- ITストラテジスト
- システム監査技術者
- ITコーディネータ